病気

ステロイド(副腎皮質ホルモン)とは?

目次
  • ステロイドとは?
  • ステロイドの種類とは?
  • ステロイドの作用メカニズム
  • ステロイドの副作用
  • ステロイドを使用する際の注意点

ステロイドとは?

人間の身体には様々なホルモンが存在しています。例として、成長ホルモン、アドレナリン、テストステロン、インシュリンなどなど。その中のホルモンの一つとして副腎から作られるステロイドホルモン(副腎皮質ホルモン)があります。これはステロイドという名称で呼ばれ、使用することで、体の中の炎症を抑えたり、体の免疫力を抑制したりする作用があり、様々な病気の治療薬として使われています。副作用も多いため、担当医師の指示に従って服用してください。筆者は壊死性リンパ節炎時にステロイドを使用しており様々な副作用が発生しました。服用する際は注意してください。

ステロイドの種類とは?

  1. コートリル
  2. プレドニン ←自分はこちらのステロイドを服用していました
  3. メドロール
  4. リンデロン
  5. デカドロン

ステロイドの作用メカニズム

ステロイドは細胞の中に入った後にグルココルチコイド受容体(GR)に結合します。ステロイドの結合したGRは、細胞の核内へ移行し、炎症に関与する遺伝子の発現を調節すると言われています。この結果として強力な抗炎症作用と免疫抑制作用が発揮されます。

※1 グルココルチコイドとは、副腎皮質ホルモンの1つであるステロイド

ステロイドの副作用

1.易感染性

⇨ステロイド服用により、免疫力が低下し、風邪やインフルエンザ等の感染症にかかりやすくなります。ステロイドの大量摂取の場合は、人混みを避けましょう。また、マスクの着用、手洗いうがいの徹底をしましょう。

2.糖尿病

⇨糖を合成する働きがあるため、血糖が上がりやすくなり、糖尿病を発症しやすくなります。大量摂取の場合は医師の指示に従ってください。

3.消化性潰瘍

⇨消化管粘膜が弱くなるため、潰瘍ができやすくなります。

4.血栓症

⇨血液が固まってしまい、血栓症が起こりやすくなります。

5.満月様顔貌(ムーンフェイス)、中心性肥満

⇨食欲の亢進と脂肪の代謝障害によりおこります。

6.動脈硬化、高脂血症

⇨コレステロールが高くなることがあります。

7.高血圧症、むくみ

⇨体内に塩分を蓄積しやすくなり、高血圧症や浮腫になりやすくなります。

8.白内障(ステロイド白内障)

⇨長期服用をすると白内障の進行を早めることがあります。

9.緑内障(ステロイド緑内障)

⇨眼圧が上昇することがあります。

10.副腎不全(ステロイド離脱症候群)

⇨服用をやめた時、体の中のステロイドホルモンが不足し、倦怠感、吐き気、頭痛、血圧低下などの症状が見られることがあります(ステロイド離脱症候群)。

11.精神症状

⇨うつ病、不眠症になることがあります。

etc…

上記症状の発症率は人それぞれですので、ステロイドを服用したから必ず発生するわけではありません。

ちなみに筆者は、ムーンフェイス、ステロイド離脱症、精神症状はありました。ニキビが増えるという報告もあるのですが、私の場合はニキビがなくなり、肌が綺麗になりましたね。ステロイドをやめた瞬間に毛穴という毛穴全てにニキビができました・・・。

体の変化を感じたらすぐさま担当医師に相談しましょう。ステロイドを長期的に内服した場合、体内でステロイドホルモンが分泌されなくなることがあります。自己判断で内服を中止しないようにして下さい。ステロイドの多量摂取の場合徐々に量を減らしていく対応をとられるとおもいます。

以上がステロイドについてになります。